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  • ナラン麗

そのまんまで大丈夫


こんにちは、麗です。


今回は「マイノリティだから弱くいられない」「常に強くいないといけない」と勝手に決めつけていた、自分について書こうと思います。


最近自分の精神面があまり良くなく、うつ状態が続き、ずっと「どうして」「何でだろう」という疑問を頭の中で繰り返していました。

布団から出るのが辛くて、人と会話をするのもめんどくさくなってしまうような感覚。

初めてではないが、高校を卒業してから段々とひどくなっていたのは確かだった。

もちろん、皆さんも一時的に気分が落ち込んだりすることはあると思うが、それとはまた違うような、もっと重い感覚だった。

このまま自分を苦しめたまま生きるのは辛すぎると思い、カウンセリングを受けたり、ノートに気持ちを書いたりして、少しずつだが毎日自分の気持ちを正直に吐き出す場所を作ってみた。

すると、自分がミックスというアイデンティティにすごく固執して、苦しんでいるということに気がついた。


ミックスとしてこの国で生きていると、正直疲れることや嫌なことが沢山ある。

これは可哀想と思って欲しいということではなく、自分が思う事実だ。そういう状況下に置かれた時に耐えたりすることで要らない強さを持ってしまったな、と思う反面、弱くいられないから常に強い自分でいなきゃ、と思うこともある。

英語と運動を含めて色々「ミックスだから出来なくちゃ」「自分は特別だから、ミックスだから」ということを理由に、沢山のことを頑張ってしまった自分がいることに気がついた。

好きで物事を頑張ることは良いと思うが、自分の場合は今までミックスという箱に収まるためにやっていたため、疲れ果ててしまった。

自分が何をやりたいのか、何をやっていて楽しいのか、分からなくなってしまい辛かった。

その理由は、ミックスであるというのを基準にやることやらないことも決めていたためだった。


ミックスだからといって英語を喋れなくて良い、両親の文化を受け継がなくてもいい、足も速くなくて良い、ミックスというアイデンティティを通して全ての物事を見る必要はないのではないか、とふと思った。


ただ自分という軸があって、その中にミックスという部分があるんだ、と思うことにした。

もちろん人によってそのバランスは違うと思う。ミックスであることが自分のアイデンティティで大きな部分を占めている、と感じる人もいればそうでない人もいるだろう。

ただ、ミックスであることが苦しいなと感じている人がいるのなら、あなたはミックスである前に一人の人間で、ただミックスというラベルを貼られているだけということを知ってほしい。

ミックスであることが理由で傷ついたり、疲れてしまったり、怒ったり、悲しんでいる自分がいたら、その感情を隠して押し殺してまで強くいる必要はない。

私の場合は、知らず知らずのうちに強いままの自分しか分からなってしまって、その下にあった本当の素直な感情を無視していた。本当は嫌なことを言われて傷ついていたのに、常に強くいる生き方しか知らないから、振る舞いも常に明るく元気で弱音を出してはいけない、と勝手に制限している自分がいることに気がついた。

マイノリティとして生きている前に、一人の人間として生きているし、自分の弱いところを受け止めてくれる人は必ずいる。

今の社会は弱い立場の人が弱いままいられない。だからこそ、せめてその弱さを分かる人たち同士で寄り添ったりして自分を癒すことが大切なのかもしれない、と改めて思った。

最近ある人が、「あなたはそのままで良いし、ミックスだからってすごいことをしようとする必要はないし、繊細な部分を隠す必要もない」と言ってくれてすごくホッとした。


そのまんまで大丈夫。



About ナラン麗

こんにちは、麗です。

日本在住11年目で、母は日本人で父はモーリシャスという国の人です。

今は休学中で、うつ病療法について学んだり、興味があることをひたすらやっています。将来はオンラインではなく、大学に通っていろんな人達がいる環境の中で勉強できたら良いなと思っています。

コロナでいろんな変化がみんなにもあると思いますが、無理しすぎず、自分のメンタルヘルスを優先していきましょう;)


Instagram @rei9250




編集 Emiru Okada

グラフィック Maya Kubota


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