• Miyabi

面と向かって言ってくれ




「なぜ人は陰口を言って、面と向かって言わないの?」と考えたことありますか?


私はよく考えます。


具体的にいうと、中学二年生の頃からずっと考え続けてきました。


なぜかというと、その頃にいじめに二回あったからです。

長くなるので詳しくは話さないけど、その時も存在を無視され、直接何も言われなかったのに、裏では色々言われていた。

そして表では「かわいがって」もらっていたのに、裏では好き放題ボロボロに言われていた。

私のダメだと思うところや直した方が良いところなどが、いじめっ子たちの間で話題になっていたそうです。後になって友達に、「この間〇〇が、雅ちゃんのこと〇〇言ってたよ」と知らされることが多かったです。「なぜ面と向かって言わないのだろう。なぜ陰口を言うのだろう。面と向かって言ってくれれば、私はその意見を参考にして、自分を直す事ができるのに」と思いました。


中学3年生の時、この状況は悪化しました。誰かに笑顔や優しさを見せられた時、「この人作り笑いしてる。本当は嬉しくないんだ。後で絶対に悪口言われる」と常に疑うようになってしまいました。


あの頃と比べて、それは少し減りました。しかし、全てなくなった訳ではありません。特に、家族や親友以外の誰かに優しくされた後は未だに、何かしちゃったんじゃないか、という不安から逃げられない時があります。


中学生の頃に面と向かって言われなかった理由は、いくつかあったでしょう。多分私が怖そうだったから。多分良いタイミングじゃなかったから。多分ただ口聞きたくなかったから。多分…多分…


しかし、理由はともかく、言いたいことがあるなら影からではなく、面と向かって言うべきだと思います。冷静で論理的に、寛容的に向き合えば、お互いの立場を理解できるかもしれません。


日本では「空気を読む」「お茶を濁す」という風潮があります。そのためなのか、色々面と向かって言うのはやり辛いでしょう。しかし、誰かを理解したい時、そして関係を深くしたい時には、本音を言うことが大事な一歩となります。


怒ったり感情的になったりする必要はありません。冷静にはっきり意見を言うのが一番だと思います。例えば「ねぇ、さっき〇〇からあなたが〇〇って言ってたって聞いたけど、私は少し失礼に感じちゃったな。悪意はなかったのは分かっているけれど、今後そういうことは私の前で言わないでもらえると嬉しいな。」とか。自分が傷ついたことを知らせ、言葉に気をつけてほしいということを簡単に伝えれます。こうして相手もこの経験を参考にして、今後他の人を傷つけないかもしれません。


もし誰かに言いたいことがあるのなら、面と向かって言いましょう。

本人に言わず、他人を巻き込んでこっそり色々言うことは、人を傷つけるだけです。


良識のある人なら、少しは傷つくかもしれないけど、怒ったりはしません。何か言う事があったとしても、あなたの意見を参考にしながら説明してくれるでしょう。


人は傷つく生き物です。ですが、面と向かって言われるより、後で他人から「陰で言われていたよ」、と聞く方がずっと、ずっと傷付きます。

そして、その感情は行き場のないものとなってしまいます。

だって、彼らは私が彼らが陰口を言っていたと言うことを知っている事実をしらないから。

だって、私が誰かに「助けて、本当に辛いの」と相談すると、それもまた陰口と取られてしまうかも知れないから。

ですから、どうしようもなく1人で苦しんで苦しんで、自分を壊していってしまうのです。


グラフィック Ayumi White

翻訳 Ariel Tjeuw

編集 Emiru Okada

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