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  • Kokoha

特権的


自分の存在を特権だと思ったことはない。 私の存在、私の人生、私の形。それは当然、生まれつきのものだ。


本当は、人間としての存在は特権だ。当然でもない、人権でもない。 


私の有能の体、友人と食事に行くために使う体、私の体重を支える体は、究極の特権だ。愛する人に触れる、見る、聞く、ことができる。 彼らの肌が私の肌に触れる感触は、どのようなものか熟考したことは一度もない。 


女性らしいシスジェンダーな私の見せ方は、多くの人が持ってない利点だ。自分の見せ方を恐れる必要はない。私の外見。 


私の生い立ちも、裕福な家庭で育った私の形も同じだ。 毎日、洗いたての制服を着て学校に立ち、周りには私に似た人たちがいる。 放課後に買い物できる、帰るところがある、満腹で眠れる。 私は不向きだとか変わり者だとか言われない。 私はただ、生きてるすべての瞬間に属することができる。 


私は大胆さを自負してるが、人ごみの中で立っても目立たない。 


人ごみの中で目立たないことは、特権だ。




著者 Koko

翻訳 Savannah Sutton

編集 岡田笑瑠

グラフィック 窪田麻耶

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