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  • Luna

モノクロからカラーへ Live Better Vol.3


三つ目のメンタルヘルス向上のポイントは、「極端にならない」ことです。


メンタルヘルスを意識して生活することは、もちろん大切なことです。

でも「早く良い状態になりたい」と思うばかりで、焦ってはいませんか?


メンタルヘルスが回復するまで時間がかかるのは当たり前のことです。しかし、家族を心配させたくなかったり、現在の状態に満足できなかったりして、自分の限界を超えて先へ進もうとしてしまうことがあるかもしれません。回復過程においては、いい状態と悪い状態を行き来するものです。


メンタルヘルスと向き合う中で、自身の曖昧な精神状態に困惑したり、苛ついたり、悲しくなったりもします。早く元気になりたいと頑張ろうとして疲れてしまい、以前の不安定な状態に後戻りしてしまったように感じることも多々あるでしょう。時には、どうせ自分は悲しむ運命にあるのだと、投げやりになりたくなるかもしれません。


私たちはメンタルヘルスを「良い」または「悪い」の状態に二極化し、「良い」状態にあらねばならないという固定観念を持っていると思います。でも、私は心の健康を大切にする方法を学んでいく中で、「回復」とは現在の状態を受け入れて、自分の心と相談しながら一緒に生きていくことを指すのではないか、と考え始めました。だから、メンタルヘルスが必ずしも自分の理想の状態に到達していなくても、失敗しているわけではないのです。


想像してみてください。


あなたの今いる環境は暗く、居心地が悪いと感じているとしましょう。一方であなたの反対方向には、明るく太陽に照らされた土地が見えます。しかし、明るい土地との間には流れの速い川が流れており、向こう岸に泳いでいくのは不可能です。


あなたならどうしますか?


向こう岸に行きたいからと無理に泳ごうとしても、流されてしまいます。

だから、「橋」を作りましょう。


橋を渡らなければ、つまり明と暗との「間」の状態をつくらないと、自分の行きたい場所に至ることはできないのです。今あなたが立っている土地の材料を最大限に使って、橋を作っていくのです。


うまくいかないこともあるでしょう。でも失敗を繰り返すことで、頑丈な橋が作り上げられていくのです。橋を作っている時点で、あなたは回復過程にあります。だから心配しないでください。いつか立派な橋を作り上げた時、自分自身を誇りに思うことでしょう。


これまで、メンタルヘルスとの向き合い方をシリーズ形式で三回に分けて紹介しました。メンタルヘルスを向上させる鍵として、① ゆっくり生きる、② 人間関係を選ぶ、③ 極端にならない、がありました。


モノクロの世界から自分の人生に色が加わっていくときの幸せは、本当に測りきれません。生きているのだと心から感じられるようになるでしょう。そのサポートを私の記事を通して少しでも提供できたら嬉しいです。気になること、書いて欲しいテーマやキーワードがあれば、ぜひお問い合わせください。


自分自身をねぎらうことを忘れないでください。

ゆっくりと向こう岸に進んでいきましょう。太陽は逃げていきません。

曇りの時も雨の時も、隠れているだけで、いつもあなたを見つめ、あなたを温かく見守っています。




著者 Luna

編集 岡田笑瑠

グラフィック 大野蓮

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