• Miyabi

食べる事鏡を見る事がストレスなあなたへ


閲覧注意: この記事は、摂食障害について書かれています。



私は複数の摂食障害を持っていて、心療内科に通っています。

そして大学では、心理学を学んでいます。


とても面白くて不思議。研究対象であり、研究者なのですから。


でもその前に、私はごくごく普通の二十歳になって、間もない人間です。


なぜ私が摂取障害になったのか話すと、とても長くなってしまうので、それはまたの機会に。


さて、何故私がこの記事を書こうと思ったかを少し話すと、幼い時にフィギュアスケーターとして、大きくなってからはダンサーやモデルとして活動するうちに、私のような子を五万と見てきたからです。

そしてその子達に、手遅れになる前にきちんと助けを得て欲しいから。そして、「1人ではないんだよ」と伝えたかったからです。


でも何より、メンタルヘルスについての会話のハードルを下げたいからです。

メンタルヘルスはフィジカルヘルス(身体的健康)と同等に重要です。


もう少し詳しい事について話す前に、まず皆さんに理解して頂きたい事があります。


摂食障害に限らず精神疾患は、同じ病名でも症状や背景、そして治療法が一人一人違う事。


これは、自分が精神疾患を患わっていなくても。絶対に覚えておいてください。


そもそも「摂取障害」といえど、種類は一つではありません。広く知られているのは:


神経性無食欲症 (Anorexia Nervosa)

  • いわゆる「拒食症」とされるもの。痩せている事への執拗なまでのこだわり、自分の体に対するイメージ(身体像)の歪み、肥満に対する極端なまでの恐怖、ならびに食事量の制限による著しい低体重を特徴とする。

  • People who have anorexia try to keep their weight as low as possible by not eating enough food or exercising too much, or both. This can make them very ill because they start to starve.They often have a distorted image of their bodies, thinking they're fat even when they're underweight.


過食性障害 (Binge Eating Disorder)

  • いわゆる「過食症」とされるもの。明らかな食べ過ぎを繰り返し、本人が苦痛を感じる。通常、自分自身では食べ過ぎをコントロール出来ない(自制心の喪失)。通常よりも速く食べる、お腹が苦しくなるほど大量に食べる、空腹を感じていなくても沢山食べる、後になって自己嫌悪や抑うつ気分、強い罪責感を感じる、などの特徴がある。通常、過食は密かに行われ、その後に自己誘発性嘔吐、または下剤乱用などの不適切な行動はみられない。過食性障害者のほぼ半数が男性。

  • Binge Eating Disorder (BED) is commonly known by compulsive overeating or consuming abnormal amounts of food while feeling unable to stop and a loss of control. There’s typically no purging after the binge occurred.


神経性大食症 (Bulimia Nervosa)

  • いわゆる「過食嘔吐」とされるもの。大量の食べ物を短時間に摂取し(過食)、その後に食べ過ぎを埋め合わせる行為(例えば、排出行動、絶食、運動など)を行う事を特徴とする摂食障害。過食には自制できないという感覚が伴い、通常は空腹でなくても食べたり、身体的な不快感が生じるまで食べ続る事もある。

  • People with bulimia may secretly binge — eating large amounts of food with a loss of control over the eating — and then purge, trying to get rid of the extra calories in an unhealthy way. They also experience sense of lack of control over eating during the episode (e.g. a feeling that one cannot stop eating or control what or how much one is eating).


に分けられますが、他にも「回避・制限性食物摂取症」、「異食症」、「反芻症」などがあります。

そして摂取障害とは少し違うものの、「オルトレキシア」などもあります。

また摂食障害と、「身体醜形障害」は密接な関係にあるとも言われています。


難しい話はここまでにして、私の経験をお話ししたいと思います。


私は過食症から過食嘔吐になり、その二つを行ったり来たりしています。

私が摂取障害と向き合う上で、次のような事は日常茶飯事です。


  • 苦しいのに食べる手が止まらず、幽霊のように何回も冷蔵庫へ向かい、とうとう物理的に動けなくなり、ベットの上でうずくまり、罪悪感に押し潰されそうになる。


  • 一食以上食べた事に、罪悪感から自分の部屋で号泣する。


  • はたまた、”ED Recovery”という動画をみて、三食しっかり食べた事を誇りを思う事もある。


  • 私は拒食症ではない為、細くなく、周りも気付かない。それどころか、最悪の爆弾フレーズ・最も聞きたくない質問、「最近少し太った?」を投げつけられ、絶望する。


  • 鏡に映った自分が気に入らず、「太った」自分を誰にも見られたくなくて、外に出れなくなる。また、予定をキャンセルする。


などなど。

他にも沢山ありますが、これがある日がほとんどですが、極稀に無い日や時間もあったりします。


そして何度もしつこいようですが、これはあくまで私の体験談で、同じ摂食障害でも一人一人症状や行動は異なってきます。


そして


もし、貴方が摂食障害で苦しんでいたら、

貴方に伝えたい事があります。

周りに理解されないかもしれない。けれども、私は痛い程貴方の気持ちが分かります。

辛いよね。私は苦しみつつ、悩みつつ、毎日生きているあなたを、本当に誇りに思います。

そして貴方が試行錯誤して生きている姿は、恥ずかしい事でもみっともないことでもない。もし貴方が貴方にありがとう、と言う事が少し難しかったら、私が代わりにありがとうと言います。

生きていてくれて、ありがとう。

頑張らなくていい。失敗しても良い。それも立派に前進しているステップの一環だから。


もし貴方の周りに、摂食障害と向き合っている人がいたら。

まずその人の見た目や体重、そして自分や他人の見た目や、食べる量についてのコメントを控えましょう。

その人の症状について冗談を言うなんて、もってのほかです。

自分の意見や気持ちを伝える前に、まずその人の気持ちを受け入れて、大切にしてあげて下さい。

その人の意思を理解しようと努力してくれる姿が、何よりのサポートで励みです。

心配で不安になってしまうかもしれません。けれど、無理強いはしないであげて下さい。

人には十人十色、それぞれのペースがあります。

貴方がベストと思う事が、もしかしたらその人にとっては、ベストではないかもしれない。

そして貴方が辛くなったら無理に支えようとするのではなく、少し遠くから見守ってあげて下さい。

貴方のメンタルヘルスも、同じくらいとても大切です。


「摂食障害な訳ない、細くないから。」

「摂取障害な訳ない、健康的に見えるから。」


これらの言葉は、残念ながらとても良く聞く言葉です。

しかし、この記事を読んでいただいた皆さんには、摂取障害とは見た目だけでは分からないケースが沢山ある、という事が理解できたと思います。

それに加えて、摂食障害の人達は恐ろしい程、それを隠すのが上手かったりします。


最後に、皆様に一つして欲しい事があります。

一つで良いから自分を褒める事。

貴方が存在している事自体が奇跡で、それだけで素晴らしいのだから。


Love,



参考文献:


グラフィック Ayumi White

編集 Emiru Okada

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