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  • Miyabi

ポジティブになるためにネガティブを抱いて

「落ち込んでいちゃ勿体無い、ポジティブにならなきゃ!」

「そんなに落ち込むなよ、聞いてる方もしんどい」

「辛気臭いなー、パーっと行きましょうよ!」


なーんてセリフを言われたこと、あるいは言ったこと、一度はあると思います。

それをあなたに言ったのは親?友達?兄弟?先輩?上司?

それをあなたが言ったのは兄弟に?友達に?同期に?後輩に?部下に?


それを言われたり言ったり、さらに直接言われてなくても又聞きしたりしているうちに、「こんなに落ち込んでしまって、自分はダメだな」

「早くこのネガティブな状態から抜け出さないと」

なんて自分に言い聞かせ、時にはそんな自分がじれったくてイライラしたりしたこと、人間なら一度はあるでしょう。

私は、それがダメだったというつもりはありません。そうやってみんなは辛くても、頑張ってなんとかここまでやってこれた。

そんな人知れず、自分でも気づかないうちに頑張っていたあなたに。あくまでポジティブになりたいのならば「もう少し自分を大切にする方法があるよ」ということを知って欲しい、 ただそれだけです。


ではどうするか。

それは「ネガティブになった自分を受け入れる」ということです。

少し心理学的な話をするとセラピーの場では「悲しさ」「辛さ」「悔しさ」「憎さ」「怒り」といういわゆる「ネガティブな感情」とされる感情が自分の中にあることを認め、その状態を受け入れるということが大きな成長とされます。

でもこれはね、誰にとっても大変。時間も根気も勇気も、たくさん必要です。


でも、そこが本当に楽になるかならないかの分かれ道だ、と私は思うのです。

例えば、臭いものに蓋をしたら一時的にそれは自分の視界、そしてみんなの視界から消えて綺麗になります。しかし、その臭いものは蓋をされた壺のなかでどんどん腐ってしまって、次開けた時には手遅れかも。

それとメンタルヘルスは同じだと思うのです。だからこそポジティブになるには、先にネガティブな感情と向き合い、話し合い、糸を解くことが大切だと考えます.


では実際にどうすれば?ここには、あくまで数ある中の一つの方法を書いておきます。色々試して、自分に合う方法を見つけてみてくださいね。他に良い方法があったら教えてね!


#1 「今自分は悔しくて怒っている。不安で悲しいね」というように、自分が今持っている感情を声に出して認める。

(ただ頭の中で考えているのと声に出すのだと働く脳の部分が違うので、ぜひ声に出して言ってみてくださいな)


#2 「この感情たちは私が今感じているもので、大切な価値があるもの」とその感情たちを否定せずに抱いてください。いろいろな複雑な感情を感じられるのは、人間としてきちんと機能している証拠。美しいよ。


#3 さて、それができて少し落ち着いたら「 何がその感情を起こさせたのか、原因を自分と一緒に探してみてください」

その時、紙に書いて、誰かに話したり、壁やぬいぐるみに話しかけてみたり「声に出す」ことを両方してみて

(書くのと話すのも脳の違う部分を使います)


そして答えが見つからなくても、探すプロセス自体に意味があるから心配しないで。


さて最後にもう一回。


「ポジティブになるために、ネガティブを抱いて」


これが私が思う、あなたがポジティブになりたい時にもう少し自分を大切にする方法です。




著者 Miyabi

編集 Emiru Okada, Marina Ogawa

グラフィック Emily Mogami

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